2014年7月13日日曜日

一念発起、読書ノートを作る

佐伯泰英の「吉原裏同心」と言う小説をNHKがドラマにすることを知って、「山ちゃん!あんた
持っておろうが!貸しておくれ!」と電話。
「あるで、いま21巻まででちょる。」
「なぬ、そんげや、ならとりあえず10巻まででいい」
「いいよ、いつもの喫茶店にもって行くよ。」となり、いま猛読中。面白い。
山にも持って行って読んでいると、一癖ある隣人いわく「佐伯泰英は藤沢周平の模倣じゃ。おもしりいかええ?」といつもの調子。
「そうかねえ、周平のチャンバラはこんな奇抜な剣を使うというだけのことで、それはそれなりに面白いけど時代や社会を描いていないよ。その点佐伯は面白いけどなあ。」とやんわり反論。
「・・・・・」再反論はなかった。
それにしてもこの佐伯さんちょっと書きすぎ。現在進行中の続き物だけでも4~5本はあるんじゃないか。儲かりすぎて、熱海にある超有名な人の別荘を買い取って住んでいるとか。
枯れなきゃ良いけど。
しかし、山ちゃんには文句を言った。
「他の読みかけの本が読めなくて困る。どうしても手元にあると面白いチャンバラに手が行ってしまう。どうしてくれる。」
たとえば「国際秩序」細谷雄一著(中公新書)、「地球進化~46億年の物語」ロバート・ヘイゼン著(bruebacks)、などはもう数週間も持ち歩いている。
このパターンはあまりよくない。経験では、最後まで読み通すことがあまりないからだ。
そこで一念発起。読書ノートを作ることにした。買った本は先ずこのノートに題や著者、出版社を書く。そして必ず1ページはメモなり感想を書くことを自分に課したのだ。
しかし、まだ始めて1週間くらいだからきれいなもんだ。