2011年10月17日月曜日

シイタケとツリガネニンジン

 どうしたことか、シイタケの狂い咲きである。
 隣人たちのホタギを視察すると、そんなには出ていない。何故か我が家だけにきびか吹き出物のように出てきている。
 こうなると始末が大変。連れ合いと義母に伝えると、飛んでいって収穫してきた。義母はj分の部屋の軒につるして乾燥シイタケを作り始めた。
 数日後一人で出かけ、昆布とシイタケで佃煮を作った。隣人に進呈したところ好評。何か他の料理法は無いものか。
 仕方ない、義母に習って干ししいたけを作ることにした。といってもこのところ雨模様、おまけに明日には山を降りるということになった日、わずかな軒下に紐でつるして干し柿のように並べておいた。
 さて、これでうまくいくのか知らん。

 隣人がコーヒーを飲みに来て、「カボスのそばに可愛い花が咲いているよ」というので、早速行ってみる。携帯で写真を野草博士に送って「これはなんじゃ?」と質問。「たぶんツリガネニンジン!」と返ってきた。

 明日にはまたクヌギ林に行く予定、シイタケの結果とツリガネニンジンのその後が気にかかる。

2011年10月2日日曜日

山女を求めてさ迷い歩く

 新しく買った靴がうれしくて、長い散歩をして山奥の川まで行った時、川の中に黒い影をみた、ような気がした。
 山小屋に帰って、隣人にその話をすると「おるんじゃ、あそこには」という。
 なに!、それは放っておくわけにはいかん。
 翌週、道具を少し買い足して勇躍クヌギ林へ。悪路を予想して、庭の木を切ってわざわざ丈夫な杖を作った。
 朝六時、まだ少し薄暗い中を出発。30分ほどで川につく。ところが予想以上に水量が多い。
 それでも何とかつりができそうな場所を探して川を上る。ようやくがけ下に適当な場所を見つけるが、そこまで下りるのが大変。降りたとしても、また上るのが可能か。そこで用意した丈夫な杖が役に立った。
 しかし降りてみると、木がせり出していて竿が振りにくい。工夫して振り出してみるが、やはりちと無理のようである。ここはあきらめる。
 山女はそう簡単には釣らせてくれないということか。
 結局この日は、歩き回っただけで、アブラメを数匹釣っただけで終わってしまった。  
 しかし、成果が無かったわけではない。ただ歩けといわれるといやになるだろうが、この日は2時間以上も山道を歩き回ったことになる。
 帰り着いてのコーヒーがいつもより美味かった。