2011年7月30日土曜日

クワガタムシの饗宴に出会う

 セミの声が一段と暑さを増してくれます。
クヌギ林では主にヒグラシですが、アブラゼミ(と思う)の声も聞かれます。
子供の頃聞いたワシワーシと鳴くセミ、ツクツクホーシ、ミンミンゼミ、などの鳴き声を聞きません。
 時季が違うのでしょうか。
 隣人の桃の木には、カブトムシやクワガタムシが集団で訪れています。袋をかけるのが遅れて、傷ついた実を放っておいたら虫たちの饗宴になったそうです。
 近くの「道の駅」では、クワガタのつがいで3000円くらいで売っていますから、「よし、養殖して商売にするか」と、昨年も言っていました。
 今年は、比較的スズメバチが少ないようです。春に特製のジュースで捕獲したのが効果があったのかもしれません。
 モンシロチョウやカラスアゲハも心なしか少ないようです。
 山小屋で過ごす時間が多くなっているこの頃です。

2011年7月24日日曜日

今年も堆肥作りをやったど!

 台風6号のせいで高く伸びていた花は倒れていましたが、カラスアゲハは倒れた花に戯れていました。
 昨年からクヌギ林のあちこちにためていた落ち葉や刈り草の山を集めて、堆肥作りをします。耕運機でかき回してひろげ、米ぬか一斗、鶏糞一袋を混ぜてさらに耕運機でこれでもかというくらいかき回します。
 これからが大変、フォークを使って、小高く積み上げていきます。
ここまで一気に作業するわけではありません。途中何度も休憩を繰り返し、タバコをすいながらあたりの景色を眺め、コーヒーを入れて鳥の声に耳を傾けと傍目にはまるでゆっくりの作業です。
 積みあがったところで一応終了。ビニールシートをかけます。
 一週間後、そっと腕を突っ込むととても暖かいのを確認してにんまり。きっといい堆肥ができることでしょう。今度行く時長い温度計を買っていくことにします。何度くらいになっているのでしょうね。

2011年7月17日日曜日

自費出版コンクールに入選

一昨年、盲学校の先生婦人のエッセイ集を編集出版したのでした。
その奥様から一月くらい前に電話。
「編集長、自費出版大賞とか言うコンクールがあって、出品しないかといわれているのですが、良いでしょうか?」
「そりゃあ、いい。」
という会話がありました。
数日前に電話。
「編集長、はがきが来まして、介助の人に読んでもらったら、一次審査を通ったようです。」
彼女は今全盲で、手紙類は読んでもらわなくてはならない。結婚した頃は少しは見えていた。その後手術を受けて見えるようになるが、ほどなく全盲になったという経緯がある。
そして昨日また電話。
「編集長、600百冊の応募の中から入選20冊に入ったと言う連絡がありました。東京の表彰式に来てくださいといわれています。」
「なんとそれはすごい。編集長は行かなくていいのか?」
「大丈夫です。旦那が行ってくれるそうですから。」
「あ、そうなの。でもおめでとう。だんなが悔しがっているだろうね。」
今年の春、だんなが書き溜めている原稿を読んで、書き直しを要求しているところだ。
「あの人は写真を撮っていますから」
さて、何かお土産が届くかな。

2011年7月3日日曜日

人間関係はホントに難しい

雨の中クヌギ林に行く。
することは無いので本でも読もうと思うが、何故かその気になれない。
隣人にメールを送って、お茶にする。すぐに「伺います」と返信。
翌朝、今度は隣人からメール「朝のコーヒーはいかがですか」とメール。「行きます」と返信して、かねて約束の隣家の梅の実をちぎって袋に一杯入れて、東屋へ。
話は人間関係に及ぶ。
この戸無しが原集落には東京や名古屋、福岡などさまざまな地から7・8家族が山小屋を作って遊んでいる。会うのは時々、週に一度か二度。それでも確執がおきる。
ほんとに人間という生き物は厄介な生き物だ。
みんなそれぞれ自己主張をする。それは当たり前のこと。「要は相手の主張をいったん受け入れることだ」と生意気にも私。
「みんなそれぞれ育った状況が違うし、生きてきた環境も違う。生活習慣も違うし考え方も違う。そんな人たちが突然同じ場所で生活し付き合うのだから、異質なものがあるのは仕方の無いこと」などとさらに私。
この日は、人間関係論に終始した。
小降りになったので、もう少し梅の実をもらって散会となった。