2010年9月26日日曜日

勇躍、カラスとのたたかいに臨む

 建築屋のナベちゃんの倉庫から程よい木の二股を見つけた。DIYの店でゴムとタコ糸を調達。子供の頃を思い出して、なかなかのゴム銃を作ることができた。  
 戦いの準備を終え、勇躍山小屋へと行ったのだが・・・・・・・どうしたことか肝心のカラスが近づいてこない。声は確かに近くで聞こえている。危険を察知し、どこかで見張りが警報を発しているのかもしれない。
 頭にきた。卑怯である。
 仕方が無いので。近くの立ち木で試し撃ちをしてみることにした。ところがこれがまったく当たらない。いやになるくらい当たらない。見張り役が居たらなら、「おーい、警戒警報解除!ぜんぜん気にしなくていいぞ」と報告していることだろう。
 カラスの奴に見られていたらこちらの沽券にかかわるので、なにくわぬ顔をしてキャベツと白菜を植えて、コーヒータイムとした。

2010年9月21日火曜日

戦術は多いほうがいい

 いきつけの生意気なお店がお客とのトラブルで小少困っている、という相談をうけた。よくよく話を聞いて、そういう場合は当事者同士でなく、弁護士でも入れて冷静に話したほうがいいよ、と助言した。誰かいい人は居ないかと言うので、かねてゴルフや麻雀で遊んでいる友人の弁護士のところに連れて行った。さほど難しい事案ではないので、代理人として交渉してもらうことになり、方針も決まった。
 数日後、浮かない顔をしている生意気なお店を発見。どうした、と聞くと、相手の反論で条件を少し上げたらどうかと弁護士から提案があった、という。妥当な内容ならまったく異論は無いが、そこがわからないからすっきりしない、とすこし膨れている。
 私から友人の弁護士に提案。もういちど最初の条件でボールを投げ返してみては、それ以上戦う意志があるかどうか見てみる手もあるよ。
 「ご不満なら後は法廷なりで話しましょう」という直球も交えて投げ返したらしい。
 生意気なお店から「一件落着です」と電話があったのは、2~3日後だった。
 この弁護士、少し変な弁護士なのだ。ゴルフに行くとなんでも賭けたがる。一度など、前の人が打つとき、「オンするかどうか昼メシを賭けますか」と来た。「あんた商売は何じゃったかね?」と思わず聞いたものだ。自分がうつ玉に賭けるのならまだ解るが。
 それでも私の選挙違反容疑のときはおおいに助かった。彼ののらりくらりの軟弱戦術で切り抜けたのだった。
 久しく弁護士先生とゴルフをしていない。
 

2010年9月17日金曜日

印刷屋の営業マンがパスタ屋さんへ

 かってわたしの印刷物のほとんどを引き受けていた印刷所の営業マンのU君が昨年退職して、半年以上次なる計画を模索していた。何度も「計略は整ったか?」と催促していたが、「思案中です」というへんじだったが、先日突然「9月に別府大学の近くにパスタとコーヒーの店をオープンします」という連絡。
 何じゃ、とすぐに準備中の店を偵察。
 以外にきれいで、明るいお店だ。問題は彼の作るパスタが食べられる種類のものかどうかだ。
 オープンして四日目、今日午後3時ごろ2回目のパスタを食べた。まあまあではあるが「とても美味しい」という評価まではできない。あれこれ評論をしていると、どやどやと女子大生が入ってきた。
 U君、少々パニクリ気味。
 「おいエプロンはあるか」、私はいつの間にか皿洗いを始めていた。
 
 別府大学通りの、踏み切をすこしあがった右側の花屋さんの隣。きっといつかは、「美味しいパスタの店」と呼ばれるように。

2010年9月12日日曜日

カラスの大群に襲われる

 今年はカラスが多いな、と思っていたら大変なことになっていた。
 畑のナス・ミニトマト・ピーマンなどが食い荒らされている。スイカに味を占めて、集団でいたずらをしているようだ。
 室内に居てコーヒーを飲んでいると、そとでガーガーとなにやら騒々しい。見ると数羽のカラスが集まって徘徊している。戸をあけて姿を見せるといっせいに飛び立って逃げる。しばらく見ていると、一羽が高い木の枝から飛び立っていった。残って様子を見ていたようだ。なかなか賢いやつらだ。
 「しばらくは狙われるよ」と隣人は言ってくれる。
 「まったく頭にくるね、鉄砲でも用意するか」とは言ってみるが、頭の中では子供の頃持ち歩いていたゴム銃を想像している。
 今は本気でゴム銃を作ってみようと思っている。

 

2010年9月5日日曜日

スイカどろぼうは誰だ


 今年初めて果樹の下にスイカを植えてみた。余り期待もせずに雑草のなかに埋もれるのもほったらかしにしていたが、先週あまりにも目に余るので少し草刈をしたとき、スイカの実を発見したのだった。ほんの一個だけだが何ともうれしくて、すぐに女房に写真を送ったほどだった。

 ところが、その貴重な一個のスイカを何者かが盗んだのだ。すっかり赤く熟れているなけなしの大事なスイカを事もあろうに大胆にかじった奴が居た。

 隣人の話では「たぶんカラスだろう」とのこと。

 翌日には、写真のすがたもとどめず、跡形もなくなっていた。そう、そこにスイカがあったことを示すなにもなくなっていたのだ。ほんとうにカラスの仕業か、ここには狢のたぐいも住んでいる。共犯なのだろうか。などと悔しさ紛れにいろいろ犯人さがしをしてみる。

 

 民主党は代表選挙を展開している。佐藤優の読みでは、官僚群対小沢の戦いだという。つまり菅直人は官僚群の人形だというのである。さてこの読みがあたっているかどうかはそのうち明らかになるだろう。