2012年2月26日日曜日

ようやく「ラーメン」にありつく

我が家のすぐ近くに「なべさん」というラーメン屋さんがある。
ある日無性にラーメンを食べたくなった。が、なかなか行く機会ができない。ついに夢にまで見ることになった。連れ合いが「そんなにまで我慢しなくても良いのに」というが、不思議にタイミングが合わないことはあるものだ。
 ようやく今日はいけるぞ!という日、もたもたして午後2時近くになった。勇躍駆け込んだが、のれんがしまってある。この店午後2時には、ぴしゃっと閉めてしまうのだ。
 翌日、今度はお休みだった。週に2日が休みなのだった。
 そしてその翌日、ようやくにして12時前に行った。店の前には行列。幸い5~6人だったので余り待たずに席につくことができた。メニューは、ラーメン・焼きそば・ちゃんぽん、ほとんどの客はもちろんラーメン。昼間の営業時間はなんと11時半から午後2時。夕方は6時から9時。こんな生意気な営業で良いのかと思ってしまうが、「スープがなくなり次第閉めさせていただきます」と超生意気なことを書いている。
 客席は20席ほど。それにスタッフは7人も居る。それには訳がある。営業時間はほぼフルに満席なのだ。いつも何人か待っている状態だ。それほど旨いラーメンなのだ。
 ここのラーメンがいちばん旨いと思っている。スープが旨い。
 子供が小さかった頃、もっと近くにお店があって、出前もしてくれていた。
 うそだと思ったら、別府浜脇商店街の中に有るので、一度ご賞味を。

2012年2月22日水曜日

水浸しの山小屋

2週間ぶりくらいに山小屋に行ってみた。戸をあけようとした時、なかで水が流れている音がする。何じゃ、といやな予感がする。中に入ってびっくり。洗濯機につないである水道からジャージャーと音を立てて水が漏れているではないか。
 あわてて蛇口を閉め、バスタオルで何度も吸い取って30分もかかってようやく水はふき取った。おそらく凍ったりとけたりして、緩んだのだろう。一度ホース類をすべてはずして閉めなおし、どうにかもれないようになった。やれやれである。
 そこにタイミングよく役場の人、「水道の使用が今月は異常ですが・・・」、「いやいや水漏れが・・・」「そうですか、原因がわかっていれば」、と請求書をおいていった。
 翌日は久々の晴天。直したチェンソーで倒してあるクヌギをほだぎ用に切った。こういうときに体力が落ちていることがよく解る。すぐに息切れ。5本切っては一服、3本切ってはあたりをぶらぶら。誰からもしかられないし、褒められもしないから(宮沢賢治のよう)まあこれでいいのだが。
 驚いたことに、この寒さの中でシイタケが出ている。下界では梅の花が咲いたというのにここでは芽も出ていない。
 それにしてもここは寒い。

2012年2月12日日曜日

県議会で昼飯をおごってもらう

久しぶりに県議会を訪ねた。若い県議に「昼飯でもどうですか」と誘われ、のこのこ出かけたというわけである。社民・民主合同の「県民クラブ」は18人を擁する第一会派である。
 「あら久しぶりですね」と見知りの受付嬢がコーヒーを運んでくれる。「先生たちはまもなく帰って来ます」というまもなく、H女史が入ってきて「え、どうしたんですか?」と、手でたたく仕草をする。
 K氏が入ってきて、「や?どげんしたんか!」と驚いてみせる。彼とは古いふるーい付き合いである。「こっちは行きよるか?」とゴルフスイングのまねをする。
 ようやく一番若いM氏が入ってきて「すみません、隣の部屋に弁当の用意がしてありますので一緒に食べましょう」といい、受付嬢がすかさずお茶を運んでくれる。
 マックスウエーバーの「職業としての政治」と立花隆・佐藤優の「僕らの頭脳の鍛え方」をプレゼント。「今のうちにしっかり基礎的な力をつけるんですぞ」と生意気なことを言う。
 部屋に戻ると、議員団長のO氏が「おや、お珍しい。何事で?」というので、「いや若い先生に説教されていました」というと、「数は第一会派になりましたが、問題は質です。よろしく。」という。向こうでMが「説教なんかしていません!!」とゼスチャー交じりで叫ぶ。
 ここの部屋の半数くらいは何らかの形で交際がある。質を問われるとすれば、私にも100分の1くらいの責任はある。そう思い込んで注文をつけ続けようと思う。

2012年2月5日日曜日

本は立ち読みがいい

ようやく編集中の二冊の自費出版の本にめどがついた。
 山小屋は雪に覆われていて、このところ近づいていない。こうなると、一日をどう過ごすかが大きな問題になる。
 親しくしているお医者に、「家に閉じこもっていてはだめですよ、一日に一回は外に出て社会の空気を吸って」といわれているので(それをいいことに)ふらふらと遊びに出かける。
 といっても、行くところは大体決まっている。本屋(図書館を含む)か喫茶店か映画館か、最終着地点の雀荘かということになる。
 その点、良く行く本屋は便利だ。中に喫茶店があるし、立ち読み(実際はイスやソファーがおいてあるので座り読みだが)は自由だ。
 NHKの「週間ブックレビュー」で紹介してくれた小説は、ここで立ち読みをすることになる。できるだけ本は買わないことにしているので(特に小説は)実にありがたい空間だ。
 先日も梶村啓二著「野いばら」というまったく知らない小説を参加者がみんな褒めていたので、早速この本屋に行って二日間で読んでしまった。なるほど面白い小説だったなあ。今度はことしの芥川賞作を読んでやろうと思っている。
 オヤ、風邪かなと感じたが、常備の葛根湯を飲んでセーフ。この歳になって風邪はいけない。