2010年11月26日金曜日

来年は統一地方選挙の年なのです

 先週は用事が幾つかあって山小屋に行くことができなかった。ようやく暇を見つけて出かけたが、クヌギの葉が全部落ちて、見た目には山奥の森の中の童話に出てくるような風景になっていた。
 だがすぐに現実に引き戻される。どこが畑か判らないほど落ち葉に埋め尽くされているのである。意を決して落ち葉排除大作戦を展開し、どうにか畑の中は見られるようになった。今年は特に落ち葉が多い。昨年と比べると倍はあるようだ。堆肥に使うとしてもこんなには集めきれないと判断。かなり落ち葉焚きの材料になった。
 高千穂のむっつり氏から「初めての米を送ったぞ」と電話があった。これは楽しみである。
 木城の橋正氏からすすめられた「たまねぎ」を100株ほど植えた。
 もう仕事はしないつもりでいたが、日出町のイケメンから来年の統一地方選挙の仕事を頼まれ、頭の中はグルグルアイデアが回り始めた。
 やはり好きな仕事は楽しい。

2010年11月17日水曜日

ついに無地のノートになった

 この時期になると書店や文房具店に新しい日記帳や手帳が並ぶ。ここ10年くらいB6サイズのノートに予定表と日記帳を兼ね備えたものを使っていた。いろんなメーカーが出しているが、私は好んで高橋のものを使ってきた。これはとても便利で、見開きに1ヶ月の予定が書き込め、6~7行の日記も書けるようになっている。余計なものが余り無いのが私の気に入っている。
 来年用のノートを物色しているうちに、もっとシンプルなものという希望が強くなり、ついにまったく無地の何も書いてないノートが良いという気になって、表紙や綴じの比較的しっかりした無地のノートを買ってしまった。
 予定表は自分で罫線を引き、曜日と日付を入れた。これなら書くべき事件があったときに好きなだけの分量を書くことができるし、テレビで見た料理のレシピをちょいと書き留めることもできる。映画の感想だってスペースを気にせず書けるというものだ。第一毎日書かなければならないという脅迫から逃れることができる。
 これで来年を乗り切ってみよう。シンプルに。
 
 

2010年11月14日日曜日

またもやカラスが暗躍

 クヌギ林は9割がた葉が落ちていた。どうやら大風が吹いたらしい。シイタケの原木が数本倒れていた。あと1週間もするとすべての葉がおちていよいよ冬景色になる。
 サツマイモの収穫をしたが、今年は実のつきが良くない。
 またぞろカラスの暗躍が始まった。しきりに偵察隊がやってきては帰っていく。隣人は本気でエアライフルの購入を考えているようだ。大分の庄内町にある射撃場までわざわざ見学に行ってきたそうだ。いままでイノシシの出没は無かったが、このところすぐ近くまで形跡が確認される。
 私は友人には笑われるが、ゴム銃を改良して戦うことにしよう。
 これからは再来年用の堆肥を作る準備が始まる。

2010年11月10日水曜日

映画「トイレット」を観る

 9日にシネマ5で「ゾンビランド」を観て、10日には「トイレット」を観た。
「ゾンビランド」はホラー映画かと思っていたら、意外にも喜劇的なそして人情味ある映画だった。「トイレット」は「カモメ食堂」「めがね」につながる荻上直子監督の作品で、これはなかなかの映画だった。加齢とともにゆるくなった涙腺を刺激するには充分で、もうハンカチを使うことにも傍目を気にすることも無くなってきたのだが、流した涙の分だけは満足した。
 60歳を過ぎると千円で見ることができるのでとても重宝している。いまどき千円で2時間も遊んでくれるところはそうそうない。それにお涙付となれば充分だが、いつまでも残る感動や政治や社会に対する疑問などを余白に含んでいたりすると完璧である。
 さて今年は何本の映画を観ることになるのじゃろ。

2010年11月8日月曜日

みんなあの頃モテテいた(?)

 42年くらい前付き合いのあった学生時代の友人・先輩と41年ぶりに再会して、この春わが産山小屋を訪ねてきてくれたのだった。
 そして「奥目のアニー」が再会のとき宣言したように、この秋にも同じメンバーでたずねてきてくれた。「ほたるの宿」氏と図って、テーマを「それぞれの女性遍歴」とし、主に日ごろ口の重い「むっつり」氏の過去を暴きだそうということになっていた。
 「俺はそういうことがまったく無い」と言い張るむっつり氏を攻め立てて、口を割らせたときには奥目のアニー氏は私の敷きっぱなしの布団で鼾をかいていた。おそらく今頃「どげなはなしじゃったか?」とせがんでいるに違いない。
 むっつり氏が今年初めて米を作ったという苦労話を生き生きと話してくれ、「きっと旨いと思うよ」というのを聞きつけ「それは食ってみらにゃ。10キロくらい送ってみらんね」と私が言うと、先輩であるほたるの宿氏が指を3本たてて「多すぎる!3キロでいい」と値切ってきた。
 翌朝昨夜の残り物の水炊きを温め、「これだけしかない」と少しのご飯を分けて出したところ、「やっぱ10キロでいいか」ということにはなったが、さてどうなるか。
 今回の収穫はみんなが元気でそれぞれの生き方で過ごしていることを確認したことよりも、アニーが作っているサツマイモ・サトイモ・柿・生姜などをたくさんいただいたことである、といったら怒るだろうか。