2011年7月17日日曜日

自費出版コンクールに入選

一昨年、盲学校の先生婦人のエッセイ集を編集出版したのでした。
その奥様から一月くらい前に電話。
「編集長、自費出版大賞とか言うコンクールがあって、出品しないかといわれているのですが、良いでしょうか?」
「そりゃあ、いい。」
という会話がありました。
数日前に電話。
「編集長、はがきが来まして、介助の人に読んでもらったら、一次審査を通ったようです。」
彼女は今全盲で、手紙類は読んでもらわなくてはならない。結婚した頃は少しは見えていた。その後手術を受けて見えるようになるが、ほどなく全盲になったという経緯がある。
そして昨日また電話。
「編集長、600百冊の応募の中から入選20冊に入ったと言う連絡がありました。東京の表彰式に来てくださいといわれています。」
「なんとそれはすごい。編集長は行かなくていいのか?」
「大丈夫です。旦那が行ってくれるそうですから。」
「あ、そうなの。でもおめでとう。だんなが悔しがっているだろうね。」
今年の春、だんなが書き溜めている原稿を読んで、書き直しを要求しているところだ。
「あの人は写真を撮っていますから」
さて、何かお土産が届くかな。

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