2011年8月17日水曜日

ようやくキツネに出会う



 今年の狐は遅いね。という会話が二三度続きました。



 山の上では大狐は出ていたのに、というものも居ました。そして先週末、ようやくキツネのカミソリは姿を現しました。



 この花、不思議なことに春に一度シュンとした葉を伸ばしますが、すぐに枯れて、真夏になって花だけシュンとに伸びた茎に花を咲かせます。隣人の話では毒草なのだそうです。



 クヌギ林の中は今やキツネの乱舞という状態です。だからこの時季は草刈をしません。うっかり若芽を刈り取らないとも限りませんから。



 その代わり、小屋に大きく覆いかぶさっている枝をチェンソーで伐りました。冬になると沢山の枯葉を小屋の上に落して樋を詰まらせていたのです。おっかなびっくり木に登って、ロープをかけて倒れる方向をコントロールしてから切ったのですが、自分の方に落ちてきて随分腕をすりむきました。



 でもなんだか、やった!という感じです。

1 件のコメント:

  1. ほたるの宿2011年8月17日 20:26

    大好きなキツネのカミソリ、いいですねー。
    狐というのは、もともと人間との関わりが
    深かった動物。決して騙したりはしません。
    騙すのは人間です。人間と心を交すような物語が
    一杯ありますよね。

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