2013年12月14日土曜日

焼き芋と大根間引き菜の茶漬け

クヌギ林は寒い。一度は雪も降ったらしい。かっては小屋の中までツララが下がっていた。
今年はシイタケの出来が良くない。手入れがよくなかったのかと心配だが、ご近所も余りよくないようで、そんな年なのかなと納得させている。
過日、寒い中で焚き火を盛大にしながら隣人たちを呼んでコーヒーと焼き芋の雑談会となった。間食はしない、と宣言していた隣人たちも、寒いのと焼き芋のあの思い出に負けたのか、私の提案に迷わず賛成したのだった。
ぬらした新聞でくるんで焚き火の中に放り込んで20分くらい、もういかんべと言う私の動議に名古屋のじいさんも「良いでしょう」と同意して、焼け焦げた新聞紙のかたまりを掘り出して「あち」と口々に楽しみながら食いついたのだった。
美味い、実に美味い。が、わずかに芯がある。
「あと、5分でしたね」と名古屋のじいさん。
「でもやっぱり美味しいね。時間の目安もわかったしね」と東京からの逃亡者。
こんな時間が今は至高の時なのだ。
落ち葉たちがじゅうたんとなって、あたりの景色を一変させている中、わずかに畑の中では大根の葉がひときわ緑を際立たせている。
間引き菜の漬物で、さらさらと茶漬けを食べようと思うのだ。

2 件のコメント:

  1. ほたるの宿2013年12月15日 7:53

    下界では「ごみを燃やさないで!」との広報車が走り、好きな焚き火もうかうかできません。そこで、考えたのが大奮発をしてストーブを買い、ベランダーでの晩酌。寒さに震えながらも牡蠣を焼いたりテーブルで天婦羅を揚げたり。しかし、やはり自然の中での焚き火には敵いませんね。街場からの脱走者が様々な話題で集っている姿、想像するだけで楽しくなって来ます。

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  2. ありがとうございます。今日は大雪だと聞きました。雪の中の火遊びもいいかなとおもっていますが、タイヤをスタッドレスに変えないといけませんね。また物入りです。でも、不思議と降りてきた翌日にはもう行きたくなるのです。

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