2014年5月18日日曜日

中国という国をどう理解するか

最近、特に中国の言動がおかしい。まるで傍若無人だ。
橋爪大三郎の「ふしぎな中国」によれば、あの国は国家ではないのだそうだから(橋爪氏は必ずしも否定的には書いていないのだけれど)、国際法だのというものはないに等しいのだろう。
古い友人は(彼は確か中国生まれだったか)、「中国共産党は共産主義の政党とは考えないほうがいいんじゃないの。今や中華思想を体現する民族主義の塊じゃないのかね」とややこしいことを言う。
そうか、昔から「おらが国が世界の中心だ」と思い続けてきたのだった。それに経済力も軍事力も人口も「世界の中心」を主張するに充分になってきたので、当たり前のことを言い始めたと言うことにすぎないのだろうか。
とすれば、朝献外交で「親分、よろしく」と言う姿勢で臨めばうまくいくということか。もっともそれはずーっと昔のことで、今の中国を理解するのはかなりむつかしい。
と言うわけで、山小屋でも議題にはなるのだが、まったく盛り上がらないのですぐに「カラス害にどう対処するか」と言う侵略問題に移ってしまうのである。
ブルーべりーの花が咲いて、ヒヨドリがいたずらをする。モグラが縦横無尽に穴を掘って困る。すずめ蜂の女王らしき奴が飛び始めた。 おちぼち対策を講じなければ。と議題は多いものだから中国の歴史的解釈ばかりに時間をかけるわけにも行かないのだ。

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