戸無ガ原は椎茸の時期になった。
六年もののホダギと二年もののホダギがあるが、二年ものが最盛期になったようでまさに鈴なり状態である。
ちなみに近所の住民もみんな作っているがポチポチで、我が家の出来具合を見て敵意をあらわに「どうして!?」と詰め寄って来るほど。
米原真理の読書日記のなかに山城新伍の「現代-河原コジキ考」という本のことが紹介されていて、その出版社が解放出版となっていて、山城新伍とどうつながっているのかという感想をもったのだった。
で、山小屋の帰り図書館に寄って借り出して一気に読んでしまった。
役者風情の割には結構良くかけている本で、(こういう表現を山城は好みかつ猛烈に反発するのだが、私は敬意を込めて役者風情と言う)出版社がこの本を出した意味も良く理解できる。
この人は本当に子供のようにまっすぐ、自分に正直に、差別や人間の悪意と闘って来た人なのだとよくわかる。
来年は統一地方選挙の年だ。
私の周りでもボチボチそれらしき動きが現れはじめた。
その国の国民の良識以上の政治家は生まれないのだそうだから、やっぱり国民市民がしっかりと自分の頭で考えて、政治家を選んでいく以外に新しい社会は望めないのでしょうね。
この本、持っていたはずだと探しましたが、最近本棚の移動をしたので見つけきれません。そこで、頼りにしたのが読書メモ。1997年の12冊目として読んでおり、「人生は生まれながらにして人間である」「毒舌はやさしさの裏返し」などのメモがありました。やっぱり、読書記録をとりましょうよ。
返信削除さすが、すごい!でも読書記録はたいへんですね。僕にはとても無理です。
返信削除といっても、記憶のほうがもっと当てになりませんから、どうしましょう?