2011年4月15日金曜日

パーマカルチャーってなあに?

 パーマカルチャーという言葉をはじめて知った。池澤夏樹の小説「光の指で触れよ」に出てきて、小説の中でも説明されていたが、ネットで調べておおよそのことはわかった。 要するに、福岡正信の自然農法の考え方に、できるだけお金を介在させない社会構造を作って、持続する生産可能な社会にしていこう、という考えだと理解した。(違うかもしれないけど) ポイントは「自然から何も奪わず、何も加えないこと」「自身は何も生産しない貨幣を関係の中心におかないこと」にあるようだ。 なるほど、と思いつつ、いつかどこかにあったような生産関係ではなかったかと、悩む。いっぽうで、そんなことがこれだけ消費文型がはびこった世の中で実現できるのだろうか、実現できたとしてもごく小さな集団の中でしか無理ではないか、とも考えてしまうのだ。 この年になって、悩むことが多いのだな。 でも面白い。

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