2011年4月6日水曜日

もしも東京電力の社長だったら

 東京電力の犯罪は明白となった。高濃度放射能汚染水を説明も無く垂れ流していたことに対して、今日の漁協会長の怒りに満ちた補償要求は東京電力社長を縮み上がらせていた。  この要求は同時に菅直人にも向けられるものである。「あなたたち何も信用できない。福島はもちろん、すべての原発を撤去してもらいたい」。 東京電力の経営陣の責任は逃れようも無い。 だが待てよ、と思う。もしも私が社長だったらどうか。どのような判断ができただろうか、と考えてしまう。いったい彼らにはなにがしかの判断をする権能があるのだろうか。何か大きな魔力に縛られているのではないか、彼らのたぶん有るであろう善意や正義など発揮できないような魔力に。 さてあなたが東京電力の社長だったら、どうしますか。

0 件のコメント:

コメントを投稿