町一番の本屋をのぞいてみた。大きなデパートのワンフロアーが全部本屋だから散歩代わりにもなる。最近気づいたこと。若い女性が多い。
彼女らが本を探して、棚の上のほうを見上げて、ちょっと首を傾げたりしている風景はとてもいい。不思議にそのような女性は知的に見える。皆が僕の好きな女性作家・綿矢りさに見えて来る。
そんな女性たちを鑑賞しながらすべての通路を歩く。結構な歩行訓練になるし、目の保養にもなる。
おまけに思わぬ掘り出しの本を見つけたりする。先日などは日本ペンクラブ編「今こそ私は原発に反対します」(平凡社)を見つけて即購入した。過去には「戦争に反対します」を出しただけだそうだ。「今、文筆家が発言せずしてどうするのか」という意気込みであるそうな。
今のところ半分くらいしか読んでないが、木枯し紋次郎こと中村敦夫の文章がとてもいい。彼の作品は記憶の限りでは一冊しか読んでないが、一時は「中村敦夫新聞」を購読していた時期もある。
ともかくも、本屋に若い女性がたむろしているのはうれしい。ちょいと寄ってみるのが楽しくなる。
中村敦夫氏の講演を聴いたことがありますが、いい話をされましたよ。昨日は、久しぶりに幹夫氏が寄り、貴君の世話で睦ちゃんと一緒にサカモトに入った時のことなどを懐かしそうに話していました。
返信削除4日ほど山に行ってました。まもなく福寿草が出てきそうです。あちこちで野焼きが始まっていました。
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