2012年6月22日金曜日

梅と山椒の実を収穫しました

昨年初めて実をつけた梅ノ木に、今年は大いに期待していたのだが、どういうわけか数えるほどしか実をつけていない。
20年近くも続いている「文芸同人誌」の編集をしなさい、という大先生の依頼(命令)を断りに先生の大好きなショートケーキを持って行った時、奥様も同じようなことを言って嘆いておられた。
「うちなんか今年は13個しか実になっていないんですよ。一体どうしたんでしょうね。」
こうなれば致し方ない。
クヌギ村の隣人たちの梅を狙うしかない。
梅雨の晴れ間、「梅を盗みに行きます」とメールを打って、大きな袋をぶら下げのこのこ出かける。すぐに「了解!」と返事が来て、堂々と盗んでいるとわざわざ手伝いに来てくれた。
「今年は少ないようですね」と申し訳なさそう。
というわけで、何とか数キロの梅を収穫できた。これで大好きな梅干を作ってもらえそうだ。
山椒は邪魔になるくらいに広がって、これ見よがしに実をつけている。
毎年のように実を摘みに来ていた旧友の奥さんもこのところ来ていない。ならば、と枝を5本ほど切って持って行ったら大きな身体をゆすってとても喜んでくれた。
まだ20台で独身だった頃よく洗濯をしてくれていた。「あんたの洗濯をすると水が異常に汚れるのよね!」と叫んでいたものだ。

6 件のコメント:

  1. ほたるの宿2012年6月22日 20:18

    庭に梅の古木が一本あります。花はたくさんつけたのに、実の収量は少なく2.8kg。梅干しは昨年漬けたのがまだあるので、梅味噌だけを作ることにしました。翌日は剪定。田舎暮らしを楽しみたいと考えています。

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  2. 私の場合、どうやら「梅を望んで渇きを止む」の心持でいるような気もします。

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    1. 梅味噌の作り方と食べ方を教えてください。女房の言に寄れば、この前テレビでやってた様な気が、というのですが。
      緑雨さん、最近はどんなほんをよんでますか?

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  3. ほたるの宿2012年6月24日 22:07

    梅1kgに対し、味噌700g,砂糖500g,みりん50g。
    梅を洗い3時間ぐらい水に漬け,あくをとる。水気を切り、みりんを入れて弱火で煮る。水分が出てきたら砂糖を入れて煮る。水分が出たら味噌を入れて焦がさぬよう混ぜながら1時間くらい煮る。花かつおを入れてもよい。種もそのままにしていて、調理の時除くと楽。冷蔵庫に入れても固くならない。おにぎりの具、冷奴の薬味、キュウリや山芋などともぴったり。試してみてください。重宝しますよ。

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  4. 最近は主に言語関係の本を読んでいます。川田順造、大野晋等、丸山圭三郎も読み返しています。文学作家では多和田葉子、町田康、室井光弘、水村美苗、笙野頼子他、又、南米の作家などです。特に、多和田さんの本は全て何回読んでもわくわくしますし、勇気さえもらいますので、今でも毎晩眠る前には必ずどれかの本を開いています。それから、笙野さんの中の「ドンキホーテの論争」は私のような読み手専門の者にとっても、力強い支えなってくれています。

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    1. 梅味噌さっそくやってみます。いろいろアレンジできそうですね。
      緑雨さん!いろいろ読んでいるのですね。小生が読んだことの無いものばかりです。ごく最近では辻井喬の「叙情と闘争」が比較的面白かったでしょうか。はまっているのは「岩波ジュニア新書」です。軟化している脳にはもってこいの読み物ですよ。

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