2012年12月19日水曜日

気ままな時間を過ごすと言うこと

一ヶ月近くもクヌギ林に近づいていなかったので、小屋の掃除でもしようと思ってでかけた。
一面の落ち葉のじゅうたんの中に、何の変わりもなく静かな景色が待っていた。めくれた遮光ネットからたくさんのシイタケが顔を出している。
ここは何の変化もない。
部屋の掃除もせず、ほんの気休め程度の落ち葉かきをしただけで、久々に横山秀夫が書いた「ロクヨン」を読んで過ごした。
こんな気ままな時間は久しぶりだ。

「コーヒーだよ」と隣人からメール。今日は3人が集合。そして総選挙の総括。
「日本人はほんとにバカなのかお人よしなのかわからんね。その時の風であっちにいっせいに流れ、その次はこっちに流れとまるで主体性というものがない。まあ、それが美徳と言う人も居るけど」と言うのが結論と言えば結論。

物忘れがますますひどくなっている爺さんとしては、「まあいいか」と言うことか。

2 件のコメント:

  1. 選挙が終わって、楽しみもなく生きる気力さえ失っているのではないかと心配していましたが、まだまだ評論家としても十分通用するコメント。安心しました。しかし、これからの日本、どうなって行くのでしょう。

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    1. 今回の選挙はおおよそ予想できていましたので、それほどのショックはありません。私が支持した候補者も惨敗しましたが、「この風では仕方ないね、良く20年もやってこれたよね」とサバサバしていました。
      「ロクヨン」を読みました。

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