2013年3月10日日曜日

だらだら読書もいいかな

 原則小説は買わないことにしているが、横山秀夫の「64」をつい買ってしまった。
 山の隣人が「図書館で申し込んだら21人待ちだ」と言われたと聞いたからだった。ぼくが読んで、義母が読んで、(面白いですなあ、と内容を話したがるが、ばあちゃんこれから女房が読むんじゃからあまり話したらいなんよ、と我慢させた)女房が読んで、山の隣人が読んで、今はやくざの山ちゃんが読んでいるから、まあ元は充分取ることになるか。
 篠田節子の「ブラックボックス」は、そこそこ面白い小説だった。スーパーで売っている「カット野菜」がどれほどいかがわしいものかと言う啓発小説と言うべきか。これも93歳の義母が自分の部屋に持ち込んで読んでいるようだ。
 橋爪大三郎の「おどろきの中国」もとても面白い。もともと中国は国か?という発想で中国の過去と現在を解剖していく。目からうろこの解説がたくさんあってなるほどと感心するばかり。
 カナダのマクニールの「世界の歴史」は面白いが遅々として進まない。まあそれほど急ぐ人生でもないからボチボチ読むことにする。もう一ヶ月近くも持ち歩いている。
 そんなこんなで、読書にも気合が全然入っていない。

2 件のコメント:

  1. ほたるの宿2013年3月16日 9:25

    相変わらずの読書家ですね。最近はフィクションよりもルポやエッセイの方に興味が移ってしまいました。読みたい本はたくさんあるのに飲んだくれているものだから、なかなか時間がまわせません。

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    1. 図書館のアから順番に女性作家を一人ずつ読んでみようという無謀な計画を立てましたが、なかなかカ行に行きません。急ぐ人生でもないのでいいのですが、間に合わない可能性が大ですね。

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