2013年3月4日月曜日

リアカーの修復に取り組む

 ボチボチあちこちに小積みあげた落ち葉たちを集めて、堆肥作りの準備をしなければとリアカーを引っ張り出したのは良いが、なんとあちこちがさび付いていて見る影もない。
 このリアカーはあちこちのDIYショップを渡り歩き、どうしても見つからず、一度なんかは市内のメーカーまで訪ねて「8万円くらいかかります」と言われ、びっくりして逃げ帰ったその帰り、しょげ返って何気なく寄ったお店の一番高いところに取ってのところだけわずかに見えている「らしきもの」を店員におろしてもらい、目指す獲物に限りなく近いものであることを発見して、1万7千円で買い求めた記念すべきリアカーなのだ。
 数日後ペンキとハケ、ワイヤーブラシ、などを買って修復にかかるが、すでに腐って穴が開いている部分さえある。
 隣人たちは「買い換えたほうが早いんじゃないの?」と無責任に言い放つ。
 ところが世の中捨てたもんじゃない。
 いつものようにクヌギ林のコーヒー集会をぼくの小屋で開いたとき、名古屋の爺さんが「見てみましょう。」と気軽に発言。
 そうだこの爺さん工具は何でも持っている。電気溶接機も持っていると聞いた。「ああこれなら何とかなるでしょう」と期待をふくらます。
 翌日すぐとなりの隣人と近くの探索に出かけ帰ってみたら、リアカーがない。名古屋の爺さんの小屋に行くと「ああ、もうすぐですよ」と、電気溶接機でビリビリやってくれている。
 出来上がったリアカーを担いで帰りながら(意外に小さくて骨組みだけになっているからぼくでも担げる)このあとの作業工程を頭の中で組み立てる。
 篠田節子の「ブラックボックス」が面白いよ、と言う隣人の声を思い出しながら、帰途についたが、そのまま雀荘にしけこんでしまった。




 

6 件のコメント:

  1. 百姓は運搬機はどうしても必要な道具ですからね。
    一に一輪車、二にリヤカー三に軽トラですから
    器用な隣人に感謝ですね。野菜の種、苗植えと忙しくなってきますね。堆肥はねなるべく多く作っておいたほうが良いでしょう。二年はかかりますから・・・・・

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    1. 山に遊びに行っていて、先ほど帰ってきました。湧水の豆腐とおからケーキを買って帰りました。
      リヤカーはあと枠を新しく作るだけになりました。さて、これがぼくには難問です。来週やってみます。

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  2. 枠作りへのアドバイス
    材料は、ヒノキ材、杉材、化粧ベニヤ板等々あるが
    安くて早いのは型枠用の化粧ベニヤでしょう。身近に腕利きの先輩がいてるとの事、詳細はその方の意見を聞いてください。
    雨に濡らさぬ様に管理するのが一番です。

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    1. ありがとうございます。
      やはり防腐処理したほうがいいのでしょうね。杉かヒノキにしようと思っています。
      どうしても雨にぬれるので困っています。軒の下でもあるといいのでしょうが。

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  3. 雨にぬれる場合は、自分の雨合羽を脱いですぐにリヤカーに着せてやるべきです。もしそのことが原因でWAKKYさんが肺炎にでもなったとしたら、今度はリヤカーがあなたを乗せて病院まで運んでくれると思います。
    それがリヤカーとの関係修復の近道だと信じています。

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    1. なるほど、さっそく雨合羽を買うことにします。あ、それともうひとつリヤカーを引いてくれる人を確保しておくことにしましょう。
      いい季節になりました。川つりにでも行きたいところです。

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