「しだれ桜の様子を見に行こう」と隣人が言うので、「ではまだ行ったことがないところから行くかな」と出かけた。
炭竈と言う地名の枝垂桜は見たことはないと隣人が言ったからだが、まだ少し早いと言う予感もあって、その途中の川床と言ういかにも谷底を思わせるところの吉野桜を見てから行くことにした。
なんと昨年は谷川の両側に見事な桜の林を見せていたその川床は昨年の豪雨のせいであろう無残な姿に変わっていた。「何だコリャ!」と思わず叫んでしまった。今は重機が川の中に入り土手の修復をしていて桜はわずかに数本が残っているだけ。
工事をしている監督らしい人は「あと3年はかかるかも」と言う。
大いに落胆して目的の炭竈へ。
ここはすでに八部の状態。しろ壁を背景に3本の見事な枝垂桜が咲き誇っている。はじめて見る隣人は言葉も出ない様子で自慢のカメラを構えてあちこち構図を探している。県外の車も集まっている。この週末はアマチュアカメラマンが大集結することだろう。
白丹の枝垂れに行く途中稲葉ダムがある。横の茶屋によって饅頭を食べ、そこで得た情報で「ひょうたん島」なる場所を迂回して行くことにした。旧道のようだ。野焼きの跡に蕗の薹がたくさん出ている。「蕗味噌にすると美味しいぞ」と言うと「採ろう」と車を止めさせてさっさと登り、袋一杯の蕗の薹を集めてきた。
白丹の枝垂れもほぼ満開状態。ここは毎年来るところでカメラの時間は比較的短い。
偵察のつもりであったが、結構な花見になった。
山小屋に帰り、早速蕗味噌を作って昼飯。「こりゃ美味い、これだけで飯が食える!」と隣人は感動の様子。
ダム横の茶屋では日曜祭日には「薬膳料理」を出すと書いてあった。今度は是非挑戦してみたいと密かに決意している。
リヤカーの話題は、橋正さんだろうと遠慮しているうちにテーマが変わってしまいました。蕗の薹味噌、その存在を知り初めて作りましたが、ご飯にも日本酒にもよく合いカンドーものでした。
返信削除実は私も始めて作ったのですが、これほどの風味とは知りませんでした。
削除今度はタラの芽の時季になりますね。
土筆に始まって、セリ、のびる、筍、ようやくタラの芽・ヨモギ・山人参・ユキノシタなどの天婦羅というように山野草中心の食事で、まるでバッタか「ギメ」のような毎日を楽しんでいます。
返信削除どんぐりとか椎のみ等の木の実採集や沢蟹などを捕まえたりはしないのでしょうね。あるいは獲物罠を仕掛けての小動物の捕獲、狩猟なんかはいかがでしょう。
返信削除それから、「ギメ」とはむっちゃんが進化する前の形態のことでしょうか。
昔は「独りギメ」という言葉だったようですが、睦ちゃんの生誕以来、睦ちゃんの「独り占め」に転化し、今や広辞苑にも掲載がありません。ところで、緑雨氏は何を食べているのでしょうか。
返信削除「ヒトを喰っている」との噂も流れていますが。
いたずらに年ばかり喰っているいるようです。
返信削除自覚があるだけ大丈夫。還暦さえ忘れていた睦ちゃんは音沙汰がありませんが、高千穂の霞やしば漬けを食って仙人か氏神様にでもなっているのでしょうか。
返信削除私は、短い学生時代、鬼を酢にして食べたこともありますが、その後は、割りを食ったり、道草くったり、ひじ鉄食ったり、スカを食ったりして生活してきました。
返信削除むっちゃんは、全てを飲み込み、食あたりすることもなく、しても気づかなかったりして、ついには、微笑みを絶やさない、お地蔵様のモデルとなっているようです。直にお参りしたいものです。
鬼を酢にしたものは食べたことはないなあ。鬼をご飯にかけた料理は食べたことがあります。確か「鬼onsライス」と言ったかなあ。睦ちゃんは、生ものを食わされて、ゲーゲー吐きながら風呂の湯でうがいした事件がありましたよ。まだ浮浪児時代のことです。
返信削除本人は不在の中でむっちゃんの話題が沸騰していますが、いったいどうしているのでしょうね。
削除できれば近いうちに実物を確認して報告したいものです。
まもなくタラの芽の時季ですね。おおいに楽しみです。
戸無が原のタラは早いもの勝ちですから。
お帰りなさい。産山はクヌギの芽吹きの季節を迎え、エネルギーがみなぎっていることでしょうね。小国への晩酌への途中にでも立ち寄れたらいいなあ。別の場で緑雨氏とのセッションを楽しんでいましたが、彼の真骨頂ともいえる「ひょこっと」の原稿をもらえました。
返信削除骨の頂と言うより、左脚を骨折したのです。船から岩場に飛び移った時、すべってしまったのです。とんだ災難でした。
返信削除2箇所も骨折したので、直すのに、大変骨が折れました。
今後は「真骨頂」を少し訛らせて「マコッチャー!」と読むことにします。ぼくの骨折の時のように、骨折り損のくたびれ損にならなければ儲けもの。同じソンなら踊らにゃ労ソン!
返信削除ほんとに、ホタルの宿さんとは昨日まで別のページでジャムセっションをやってて、私のほうから、休戦提案を申し込み、快く受諾してもらったばかりなのに。
返信削除私が、ちょいと領海侵犯をしたばかりに又、へたくそなベースを弾くはめになりそうですが。
この場合、逃げるが勝ちというのは「損子の兵法」にありますよね。
ベースですか、いいなあ。私は専ら「ほら」ばっかり吹いています。「孫子の兵法」は正しく書かなきゃ、子子孫孫まで影響しますよ。ところで、家主は産山でしょうか、それとも、馬鹿らしくて顔を出さないのでしょうか。
返信削除すみません。
削除クヌギ林で遊んでいました。エンジンのチェンソーが厄介なので、電動のチェンソーを仕入れて木を切って遊んでいました。これは楽です。
緑雨さん、骨を折ったとのこと。もう歳なのですから無理はいけません。川で「これくらい大丈夫」と思って石を飛び越えようしたところ危うく川にはまるところでした。
ええっ!!?と自分でも情けなく思ったところです。