2013年10月4日金曜日

どんぐりの音を聞きながら

重信メイの「アラブの春の正体」を読んで、目からウロコ。
彼女はご存知日本赤軍の親玉重信房子の娘。レバノンで生まれ育ち、長じて日本国籍を取って帰国したあと、中東を専門にしているジャーナリスト。
リビア、エジプト、チュニジア、シリアなどに起こったいわゆる「アラブの春」と言われるものは本当に民衆革命か?それらの国の独裁者たちは欧米の言う「悪者」だったのか?これらの変革でいったい誰が得をしたのか?変革のあと民衆に「民主主義」はもたらされたのか?
なるほど、と改めて考えさせられることばかり。
私たちは報道されるホンの一面だけ知らされて、刷り込まれているのではないか。
などと、国際情勢を今日の晩飯の次に心配している小生としては、考え込んでしまうのです。
クヌギ林では、防衛網の成果でこれまでウサギ君の犠牲になっていた若芽たちが元気に健やかに育っていました。
シイタケも顔を出してくれそうな気配を示しています。早速手入れをして環境を整えてきました。
カボスはたくさん実をつけています。しばらくは鍋物がたのしみです。
例年の堆肥作りもがんばってきました。これは結構な重労働なのですが、隣人たちが「良くやるね」と冷やかしとも激励とも取れる発言をしてくれるので、調子に乗って汗を流しています。
落ち葉がさらさらと、どんぐりが時にはびっくりするくらいの音を立てて落ちてきます。しばらくはいい季節です。

2 件のコメント:

  1. ほたるの宿2013年10月6日 7:57

    ずいぶん昔に重信房子の「わが愛わが革命」を読み、報道では知ることのなかった彼女の純粋さを知り、涙したことがあります。娘さんがいたのですね。今後、チェックします。

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    1. 「わが愛わが革命」は読んでいません。探して読んでみます。
      一日が早く過ぎていきます。もう秋ですね。

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