2011年1月10日月曜日

「ぼくのエリ~200歳の少女」を観た

 シネマ5で今年初めての映画「ぼくのエリ~200歳の少女」を観た。
 世の中の善意と悪意、そしてその中間の普通の人々。普通の人々は悪意に流され、社会は悪意に支配されていく。
 少年は予断を持たない無垢な存在。学校ではいじめられっこだが、ある日エリに会う。エリは人の血をすって生きているバンパイア。少年はエリに恋心を抱くようになる。
 残酷で人々を殺して生きているバンパイアのエリ、実は神のような存在。少年を勇気付け、不条理と戦うことを教え、窮地では助け舟を出す。
 かつて、イラン映画の「亀も空を飛ぶ」という映画を観たが、この映画も残酷で悲しいクルド族を描いたものだが救われたような気持ちになったことを思い出した、その気分を味わうことができた。
 いきなり今年一押しの映画に出会ったかもしれない。
 

2 件のコメント:

  1. ほたるの宿2011年1月14日 8:00

    昨日コメントし、表示されたのを確認したのに
    いつの間にかまた消えてしまいました。不思議。
    なので、今回は試し打ち。

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  2. 試しうちは成功したようですね。寒い日が続いていますね。産山も雪に覆われています。しばらく近づけないようです。

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