佐藤優の「初めての宗教論・右卷」が出たのは、随分前。昨年の早い時期ではなかったか。ところが続編の「左卷」がなかなかでない。本屋をのぞくたびに「まだか!」とイライラした。
山の隣人にも「出ないねえ、もともとこの問題で本を出すのが早かったのかねえ。大体本を出しすぎのきらいもあるね」と不満を漏らしていた。
その左卷がようやく出版された。
山の隣人に「左卷が出たぞ」とメールを打つと「もう読んだ、けど解らん」と返事が来た。
なるほどよくわからない。飛躍があるし、どうも自分に都合のいい論理を駆使していると感じる。
郷土史のN先生にそういうと「もともと宗教論はそういうものではありませんか」とおっしゃる。まあ、そういえばそうかもしれないが、なにかしら釈然としない。
もう一度「右卷」から読み直してみるしかないか。暇は充分あるんだから。
0 件のコメント:
コメントを投稿