2010年10月8日金曜日

シイタケの原木をたたきまわす

 めずらしく朝早くおきて草刈機を振り回していると、福岡から来ているKさんがコーヒーを淹れてくれた。
「今年はカラスにやられて大変だった」という話をしていると、大きなトラクターに乗った農夫らしき人が我が家に入り込んできた。  
 「何か御用ですか」と問いかけると、辺りを見回し「よかクヌギじゃな」という。「売ってもらえんじゃろか」というので「シイタケ農家な?」と聞くがそれには答えず、ぐんぐん辺りを見て回る。
 売る気は無いがためしにと思って「なんぼくらいな?」と聞いたら、にこっと笑って「350円くらい、一本」。「ありゃ、タバコ銭にもならんな」というと、さらににっこり笑ってくれた。
 「じつは一昨年少し木を切って、シイタケ作りのまねをしている」という話をすると、どれと遮光ネットをめくり爪で木を削って「こらいい、今年にゃでる」といって、「水をかけて頭をハンマーで小突くといい」と教えてくれた。
 結局残念そうにしながら、トラクターに乗って帰っていったが、私は急いで教えれらたとおりに原木をたたきまわした。刺激を与えるとびっくりしてたくさん出てくるのだそうな。本当だろうか。

2 件のコメント:

  1. ほたるの宿2010年10月8日 8:19

    わずかなお金に目がくらんでクヌギを売らんでよかった。周りの樹木によって山荘が景観からも環境的な面からも生かされている面が多いと思います。クヌギは実生からで10年、ひこ生えだと5年で原木として使えるとか。確かに叩くと菌の活動が活発化して椎茸がよく出るそうですよ。浴室に置いてぬるま湯をかける人もいるようですね。

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  2. 出てきましたよ。いっぱい。これからは週2回くらい行かないと、と思っています。

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