2010年12月12日日曜日

なんだかうれしい「ニンナナンナ」の日

 下界の事が忙しくなって2週ほど山小屋に行くことができなかったが、土日にかけて行って来た。午後3時ごろにつくと、隣人たとがドラム缶を二つに切った屋外ストーブを囲んでコーヒーを楽しんでいた。さっそく合流して最近のやまの情報を仕入れたが、イノシシや鹿が出没しているらしい。我が家のキャベツを食い荒らしているのは誰かな。
 夕食は隣人を招待して水炊き、翌朝は残りを使って雑炊を作った。
 隣人が隣町の古い神社に行ってみたいというので、同行。白水の滝や円形分水(水を村ごとに公平に分けようという昔の人の知恵のさんぶつ)を回って、昼近くになったので知る人ぞ知る山の中のレストランに行ってみることにした。
 「さてまだあるかいな」と会話を交わしつつその解りにくい場所の「ニンナナンナ」についた。どうやら続いているようだ。
 このレストラン、10年ほど前に2度ほど来た事がある。なんでもご主人が都会で体調を壊し、空気の良い大自然の中で生きようとたどり着いたのだとか、そう聞いた記憶がある。その頃ご主人はいかにも病弱そうで奥さんが健気にがんばっているように見えた。週末だけの営業というのもうなずけたものだ。
 声は優しいものの、現れたご主人の顔は精悍に成っていた。昔から食材は自分たちで作った有機野菜だけを使っていたが、農場は広がっているようだし、馬も飼っていた。新しいパンフレットがおいてあり、5人の子供が居るとか、なかなかやるもんだと改めてみなおした。
 ブルーベリーの手入れの仕方をていねいに教えてもらって、ちょっと高めの料金だったが少し得した気分で岐路に着いたものだ。なんだかうれしい一日であった。

4 件のコメント:

  1. 10年経ってもあるべき所に在る、嬉しいことですね。今日は殷國氏夫妻が、少し歳はとったものの昔のままの表情で訪ねてくれました。貴君の写真を見せたら、「もう、道で会っても分からないかも」と言ってました。睦ちゃんに関しては尚更です。奥さんまでもが「昔の睦夫さんは…」で、盛り上がりました。彼はそこにいなくても主役になれます。

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  2. 睦氏から間違いなく米を送ってもらいましたが、困ったことにもみの状態で、となりのお米屋さんでも脱穀できないとのこと。どうしよう。睦ちゃん!助けて。

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  3. 橋正さんは健康のため玄米を食べている。もしかしたら、睦ちゃんはもみを食べているのかも。もみのままの方が保存がきくのですよね。郡部に行くとコイン方式の精米機があると思うので探してみたら?

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  4. お米屋さんは、精米機が大きいので10キログラムぐらいの少量精米は、機械の中に5キロほど残るので出てくる精米は5キロほどになります。後は籾のままです。コイン精米機では、そのまま10キロ精米できますよ。われらは、早々と味見を済ませたが
    まだ食べてないとはお気の毒です。早く食べないと睦ちゃんに
    笑われて古米になりますよ。来年の米作りに向けて体力を付けて置いてくださいよ。がんばろう熟年・・・・

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