2011年3月15日火曜日

大地震に政府も企業も思考停止か

 政府とNHKは「東北。・関東大地震」と呼び、民放と新聞は「東日本大地震」と呼ぶ今回の地震と津波は表現する言葉も無い。誰かを批判することもできないと思う。
 だが福島原発問題は少し違う気持ちになるのは私だけだろうか。確かに地震と津波による被害のためにさまざまな障害が生じ、計画通りの回復措置が取れないことは、ありうることとして受け入れてもいい。しかし、たとえば海水を入れることはもう少し早く決断しても良かったのではないか、海水を使うと回復後(回復したとして)の原発が使えなくなる、あるいは大きな経費がかかるなどの問題があってそのことを先ず心配したのではないかという疑念がよぎる。
 ここでもこんな事態でも企業は先ず企業の利益を優先して行動するという資本制社会は生き延びていけるのだろうか。いろんなことを考えさせる事件である。

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