2010年8月27日金曜日

りんごの木が蘇ったぞ!


 りんごの木が枯れかかって、果樹園は草たちが我が物顔でのさばっていた。余りにもかわいそうなので、少し周りをきれいにしてやろうと思い立ち刈り払い機を振り回して戦った。
 りんごの木にはつる草も巻きついていて、解くようにとっているとき驚いたことに新しい若葉を発見した。モンパ菌に負けずに生きていたのだった。丁寧に周りの雑草を取り、バケツで水をたっぷり与えた。これで来年も元気に枝を伸ばしてくれることだろう。
 ともかくも、良かった。
 気がつくと、あたりは狐のカミソリの群生である。今年は特に多い。
 コーヒーを淹れ、タバコをふかしながら、しばし眺めていた。

 春大根にモンシロチョウが乱舞した後、葉が見る影も無く幼虫たちにかじられ、これはだめかと思ったが見事に再生して、立派な大根になっている。彼らの生きる力はにんげんさまの予想をこえているのだ。

 「りんごの木が教えてくれること」の著者も「かれらの自然なちからを人間が邪魔しなければいいのだ」と言っていた。
 

2 件のコメント:

  1. wakkyさん。悲しいお知らせです。
    実は、誠に私的な理由から、緑雨のパソコンがもうすぐ使えなくなるのです。最後の投稿になってしまいました。
    長い間、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
    wakkyさん始め、ほたるの宿さん、橋正さん、そして見知らぬ方々、この間、非礼に過ぎたことがあったとすれば、この場を借りて深くお詫び申し上げます。どうかご容赦賜りますようにお願い申し上げます。

    そして、このナイスなブログがますます、読者を楽しませていかれますことを祈っています。

    それでは、いつの日にか又お会いできる日まで。  
                         緑雨
                     with my love

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  2. 緑雨さんへ
     まったく悲しい知らせです。何とかならないのですか。ぜひ何とかしてください。ほたるの宿さんに相談してもだめですかね?

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