今年初めてヒグラシの声を聞きました。
たそがれ時にカナカナと大きな声で鳴くのです。なんとなくもの悲しくなるのです。
でもでも、もう少し夏が本格的になると、夜明け前に、ほとんど5時きっかりに突然耳元でカンナカンナと騒ぐのです。これにはびっくりするのです。子供の頃、なかなか起きてこない私に雷のような大声で「起きんか!」と耳元で叫ぶあのオフクロのように、容赦のない大声です。
「何かこの世に不満でもあるのか!」と反論したくなるような騒動です。
でもでも、5時半になると、ぴったりやめてくれます。ようやく安眠のときです。
高千穂から来た、あのむっつりヒグラシ君を思い出します。あのヒグラシも強烈だった。
しばらくはいろんな虫たちと、時をすごします。
どうにも、うっとうしい。天気も世間も実にうっとうしい。
返信削除すでに、かなかなの季節ですか。少しだけ文学的に。少しだけ感傷的に。
角川春樹の、かなかなや蝋涙父の貌に似る、という句を
思い出しました。僕らの父の世代というのは、どこか気難しい頑固さ、自信にも似た頑固さがあったような気がするのですが、それはやはり、皆一様に戦争という死線を体験させられたからでしょうか。蝋燭が流れ下に固まった様が父の顔に似ているという表現は、明治生まれの僕の父にもなんだか通じそうです。そして、wakkyさんも感じているカナカナのうるさい哀切感。鬼籍に入りましたのは、16年前のちょうど今頃でした。かなり私的になりすぎましたか。
緑雨さん、いつも有難うございます。
返信削除ほたるの宿さんや橋正さんと一度遊びに来ませんか。参議院選挙はほぼ思ったとおりの結果でしたね。さて、ワールドカップサッカーはどうなりますか。これからです、
さすが、wakkyさん、コメントの時刻を見ると、選挙結果を知るために寝れなかったのでしょうね。ほんとにいつか一緒に遊びに行きたいです。その時はもちろん、あの天敵・むっつりヒグラシさんにも声をかけなければいけないでしょうね。
返信削除残り梅雨、今朝吹く颯風(かぜ)は、気持ち良い
返信削除うるさい選挙も泣き止み、そろそろ茹だるような暑い夏と、
蝉の時期になりました。畑仕事と蝉の声で、この夏を乗り切る
つもりです。緑風さんとは、面識もなくこのブログで色々読んでいますが面白い顔合わせになればとは思いますが高千穂の蝉は、
どげんしとっとじゃろか?
あのー、高千穂のムツさんは7年目の今年、地上に出るのをうっかりして忘れてしまい、未だ幼虫のまま地中にいるという話ですけど。
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