2010年7月27日火曜日

麻雀に明け暮れて

 賭け事の好きな人生も困ったものだ。
 麻雀に明け暮れている。自分で仕事を始めた頃、一時止めていたことがあるが、20代後半からほぼ毎日のように牌を触っている。
 最近は自分の子供のような若いジャン士とたたかいを繰り返している。彼らは判断が早い。ほぼノータッチでパイを切ってくる。対応するのは大変である。「おいちゃんの番で!」などと言われながら、なんとかついていくのが精一杯である。
 麻雀に限らず、賭け事は一様にその人の人柄が表れる。私なんかはビビリだからびくびくしながら打っている。だが観ていると、みんな誰でもそのようである。おもてに出るか出ないかの違いはあるが、その微妙な差が大切なような気もする。
 麻雀に費やした時間やエネルギーは膨大である。これだけの情熱をほかに傾けたらどれだけのことができたであろうかと考えるといささか忸怩たる思いであるが、いまさらどうしようもない。
 「できるうちはぼけないよ」と言ってくれる長男に励まされて、戦いに繰り出すのである。

3 件のコメント:

  1. 賭け事とゲームというのは線引きがあるのでしょうか?
    又、伊仙町みたいに選挙での賭け事というのはあるのでしょうか?ここでは伝聞という形か、又聞きでしか言えないでしょうが。

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  2. ほたるの宿2010年7月29日 9:32

    麻雀も賭け事もしないぼくは、それに費やさなかった時間やエネルギーを有効に使ったかというと、否である。時間にしろお金にしろ多くの人が他人から見ればつまらないようなことに使っているように思う。また、それが1度きりの人生の面白さだとも考えます。
     ところで、「ひょこっと」の原稿、プログの転載(7/20カラスアゲハ)をしてもかまいませんか。

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  3. ほたるの宿さんへ
    まことに申し訳ありません。遊びほうけてばかりで、できの悪い生徒ですね。お任せします。

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