産山に行くと2~3日は過ごすことになる。
そこで一番に算段しなければならないのは、食事のことである。あまり時間も費用も、まして神経も使いたくない。
まず主食のご飯を準備する。炊くときには4合炊くことにしている。私は陶器のナベで炊く。1時間前に研いでおき、ガスの強火で一気に炊く。15分もあればかぐわしいご飯が炊ける。
おかずは大量に作る。3日居るとすれば、3日分を作る。カレーとかシチューとかうま煮のようなものを作っておけば、後は畑の物をつまんできてサラダにすれば十分である。インスタントの味噌汁があるとなおいい。
隣の住人がいつ食べに来ても対応できる。
朝は食パンを一切れ、フレンチトーストかピザトーストを作る。ホットミルクかカフェオーレ、目玉焼きを作って外の景色と鳥の声で朝食となる。
これだけ準備しておけば、3日ぐらいは快適に過ごせる。だから山に行くときは。牛乳と食パンと卵は必ず買っていく。
残ったものは一食分ずつ冷凍しておくと、次回来た時にとても役立つ。
私は台所に立つことが少しも苦にならない。有り合わせで何とか食えるものを作ってしまう。
これは亡くなったお袋と女房のおかげである。
子供のころお袋は和裁をしながら子供3人を育てた。私が食事を作り、時にはミシンがけも手伝った。
女房は若いころ子供二人を抱えて病気がちだったので、子供の分と病人食を作っていた。自然に手早く臨機応変に食事が作れるようになってしまった。今でも「お父さん今日はよだきい」というと「まかせんか」と台所に立つ。
「お前にいつ追い出されても、俺は生きていける」とちょっと威張っている。
買い物が牛乳と食パンと卵だけの準備ですむ人が羨ましい。
返信削除アルコールがないと生きていけない悩ましい体質なのです。これで、エンゲル係数もグーンと上がってしまう。「追い出される」ことを想定していなかった自分を猛省。
よく「焼き飯」を作ってもらった記憶がある。あと、また「鯛めし」が食べたいです。
返信削除「女子厨房に入らず。」台所を漸くにして獲得した男子諸兄!ここを死守しましょう。
返信削除何と羨ましい諸兄いたちか、俺は男、田んぼの力で畑仕事は俺の持分と今も畑仕事のほうが好きです。しかし一理ありそうな「追い出される」と言う語尾には少し反省し今後は自立の道も模索しないと・・・・
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