2010年6月27日日曜日

政治家を尊敬できる国に

 市町村合併をする前、大分県でも地方議員が1,000人くらい居た。歳費が平均600万円として、調査費やその他の費用を加えると1,000万円くらいになるのだろうか? 
 実を言うと、私は数字にとても弱い。ほんとのことを知っている人には教えてほしいのだが、日本でいったいどれくらいの地方議員経費が支払われているのか。私の粗末な頭で試算すると、1兆円くらいにはなるのではないか?
 これらのお金は節約しようと思えば、出来るお金である。
 地方議員はすべてボランティアにすればいい。そして会議は夕方から行うようにする。交通費と若干の日当を支給する。今の状態で傍聴しようと思っても、ご隠居しか出来ないが、夕食後にすれば誰でも出来る。議員の皆さんもきちんと仕事をしながら議会活動が出来る。本当にみんなのために自分の能力を生かして活動したいという人しか議員になりたいなどとは思わなくなるに違いない。
 どこかの国ではじっさいにそのようなシステムをとっているらしい。
 政治家はみんなのことを第一に考えて法律や条令を作る仕事である。まず自分のことを考えるような人はいらない。政治家は実に崇高な仕事なのである。だから仕事に見合わない待遇でももんくをいってはならない。だから政治家は尊敬されるのである。
 あなたの周りにそんな政治はいますか?

1 件のコメント:

  1. ほたるの宿2010年6月29日 20:55

    ぼくの育った郡部では、地方議員は当時「名誉職」として少ない報酬の中で活動されていました。それが次第に職業となり
    「家業」になったころからおかしくなってきたように思います。蓄財に走る人は聞いても家財を投げうってでもという話はとんと聞きません。

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