2010年6月11日金曜日

賭け事に狂った人生

 いつの頃からか、賭け事が大好きになりました。
 大学生のとき文芸部の先輩たちからマージャンを習い、以来マージャンは私の人生のかなりの部分を占めるようになりました。
 一番のめりこんで時期は30台から40台で、雀荘に寝泊りして半分プロのような人たちと打っていました。女房や子供たちには迷惑だったろうといまさらながら思います。

 次にはまったのは競輪です。別府には競輪場があって、そのこともきっかけのひとつですが、やはりマージャン打ちの面々が同時に多くが競輪狂いでもあったと言うことが大きいと思います。
 競輪の面白さは、なんといっても展開を読むということです。100メートルを走って一番早い選手がいつも勝つのであれば、競輪は成立しません。どの選手が恵まれた状況で走れるのか、直線を向いたときにどの選手が抜け出してくるのか、などを自分なりに読んで一着二着(三着)を予想するのです。
 この予想が的中して、買った車券があたればもう最高です。
 週末は、昼は競輪そのまま雀荘へ、という生活が結構続きました。
 よくそんなことで生活が破綻しなかったなと、人もいいますし、わたしも思います。

 でもその大好きな賭け事をすっぱりやめる時期があります。
それは選挙の時期です。仕事柄、選挙となると市議から国政まで何らかの形でかかわりを持っていましたし、自分でデザイン事務所を開いてからは文字通り仕事として携わっていました。
 ひとつの選挙に3~4ヶ月はマージャンも競輪も忘れて楽しんでいました。

 結局のところ、わたしにとって一番の賭け事は選挙なのだということでしょう。どうしてそんなに面白いのかって?
 そのうちゆっくりお話しましょう。

2 件のコメント:

  1. ほたるの宿2010年6月12日 5:23

    アッパレな賭けごと人生、まるで阿佐田哲也の世界を覗いているようです。負けると悔しいので、勝負事はほとんどしません。一番大きな賭けは人生、かな。負けっぱなしでした。

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  2. しっかり反面教師とさせてもらいましたw でもコミュニケーションツールとしてマージャンやゴルフって必要かなとも思ったり。

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